3月26日~1泊で群馬県は湯檜曽温泉にある伊藤園ホテルズのお宿、「ホテル湯の陣」さんを訪れました。
伊藤園ホテルズさんのお宿は久しぶりになります。
母がもう少し動けた頃は頻繁に利用させてもらっていましたが、伊藤園ホテルズさんのお宿は前身のホテルのお部屋をそのまま再利用するパターンが多く、そもそも和室多め、和洋室はあっても段差が多くて今の母を連れていくのは躊躇するような作りのところが多くて避けていました。
しかし、今回は父の希望もあり、数年前に利用したことがあり、かつ伊藤園ホテルズの中では車椅子でも利用しやすそうな「ホテル湯の陣」さんを選ばせていただきました。
こちらのホテル、場所は群馬県の水上温泉から更に奥、谷川岳ロープウェイ乗り場に行く途中にあります。秘湯?の部類に入りそうな温泉です。私も行くまで名前も知らない温泉でした。
なので湯檜曽温泉自体のお宿はここの他に数件の個人旅館がある程度の温泉地になります。
湯檜曽駅から一応シャトルバスがあるようですが、ほぼ自家用車のお客さん。なので、駐車場は15時到着時にはかなりいっぱいでした。
正面玄関向かって左側に車椅子用スロープがあります。
ただし見た目以上に急なスロープ。切り返しも必要なので2人がかりで引き上げました。
ロビーは広々です。車椅子も4台ほど貸し出し用がありましたが、すべてタイヤの空気圧がイマイチ。今回もわざわざ借りず自前の車椅子を使用しました。
また、15時にホテルに到着しましたが、前払い制の為か受付にかかる時間が長く、チェックインには長蛇の列。結局40分くらいロビーで待たされてしまいました。
ちょうど行ったのも春休み中だったので子供ずれ家族も多く、混んでる時期だったので仕方ない感じではありましたが…。
こちらもロビーに浴衣・アメニティがあるので自分で持っていくタイプ。
アメニティは大浴場にもおいてあったので勇んでもっていかなくても大丈夫だったなぁとやや反省。
今回はC棟3階のお部屋に宿泊。
予約時のエレベータ近くの希望は通して貰えました。ありがたい。
館内にエレベータは2か所に2基ずつあります。
エレベータは9人乗りなのでさほど大きくはありませんが、段差もなく、車椅子の前面乗車もできます。
廊下は広々とまではいきませんが、今回はエレベータ前なのでほぼ関係なく過ごしました。
次にお部屋です。今回も和洋室のお部屋を選びました。
入り口は開き戸。ストッパーがかかるタイプではないので扉を抑えながら入ります。
和室部分の小上がりにはすでに布団が敷いた状態でスタンバイ。
座卓にはお茶菓子のセットがありました。大江戸温泉物語にはなかったのでちょっと新鮮。
洋室部分はベッド2台のツイン仕様です。
入り口から車椅子で続けて入れる、メイン洋室に和室の小上がりがついたタイプの和洋室。
車椅子利用はメイン和室の和洋室より圧倒的にこちらの方か楽なのでありがたい。
一応ミニ冷蔵庫、電子ケトルがあり。氷はフロントに行けばもらえるようです。
微妙に残念なのが電源が少なく、冷蔵庫横の電源から延長電源タップで電気製品は仕様する形。
トイレは部屋中央にあり、ベッドからも割と近く、フラットで行ける。かつ引き戸で嬉しい作り。
手摺はないですが、引き戸の壁とトイレットペーパーホルダーがあるので立ち上がりにはそこまで苦労しなかったです。
ただ、今回の旅も母が夜間1時間に1~2回はトイレに行くという頻尿と不眠で介助する私は付き添って疲れはててしまいました。
家では夜間トイレに行っても2・3回なのに…なんでよ。
洗面所も割と新しめ。残念なのが、こちらのお宿は各部屋にドライヤーがない。
フロントで借りるか、大浴場で使ってくるしかありません。
他、今回は喫煙者の兄も同行したので喫煙所をチェック。
喫煙所は地下1階に広めのスペースがあります。
2階、4階のエレベータ横にも小さめスペースがあります。
今回は3階宿泊だったので兄はせっせとこちらに通っていた模様。
また、湯上りスペースにマッサージチェアを発見しました。
こちらは10分200円。
大江戸温泉物語のお宿が無料で利用できたので父は残念がってましたが、有料な分混んでいないので私はこの方が利用しやすいと思いました。
続きます。