長くなりましたが、最後は大浴場について書いていきます。
大浴場は地下2階にあり、朝・夕で男女入れ替え制でした。
女性は夕が「霧降の湯」、朝が「鶏頂の湯」です。男性は逆になります。
時間も微妙に細かくなっており、
大浴場:15時~24時、5時~9時
露天風呂:15時~23時、5時~9時
サウナ:15時~22時、朝はなし
となっていました。
我が家は朝が遅めで朝食を食べ終わるのが8時過ぎ。9時までに朝風呂入るのは結構大変。
チェックアウトも今までの大江戸温泉物語のお宿は11時だったのに今回10時だったので、以外と朝はバタバタでした。
ではお風呂を見ていきます。
今回は「鶏頂の湯」をメインにご紹介していきます。
入り口はまずまずの広さ。
「霧降の湯」の方が入り口が狭く車椅子は入り口前に待機。手つなぎで歩かないといけませんでしたが、こちらは中まで入ってこられます。
スリッパ脱ぐスペースも広々。スロープもあります。
車椅子は端に寄せれば邪魔にもならない感じでした。
こんな感じで車椅子は待機。
脱衣所も広くて掴まるところはありませんが、長椅子があるので、ズボンの脱ぎ着には助かります。
脱衣所には給水機もありました。
今回は使用しませんでしたが、トイレは手摺付き、引き戸で優秀。
洗面台も広々ですが、やはり椅子には背もたれがない。
脱衣所から浴室への入口です。
手前が自動ドアで奥が開き戸になっています。
こちらの開き戸は固定できるので介助しながら足で抑えたりしなくても良いのが◎
浴室入るとすぐに2段の階段が…。スロープ・手摺もありますが、かなり急。
抱えるようにして慎重に上り降りする必要があります。
洗い場も広いですが、逆に壁が遠い…。浴槽や浴室入り口もまぁまぁ遠く感じます。
シャワーチェアは高さも立ち上がりやすいよう高めに設定してあり、真新しくカビも生えていない。
手すり付きではないですが、背もたれあるだけで安心感が違う。
「鶏頂の湯」は2脚、「霧降の湯」は3脚ありました。
普通あっても1脚なので手厚い。
問題なのは内湯に入る為のこの手摺。
普通の手摺より低い位置にあるので浴槽を跨ぐのにかなり腰をかがめた姿勢になる必要があります。
母は腰をかがめた体勢から足が全く上がらないし、バランス悪いしで、すごく大変でした。
唯一の救いは両方に手摺があったことです。
が…入るのが難しければ出るのも大変。最終的にはほぼ抱え上げてたように思います。
この日は気温も初夏なみに温かかったので、母も頑張って露天風呂までいきました。
まず外に出るまでにこの段差…。
やっとの思いで外にでても浴槽までは段差ちょこちょこある通路が続きます。手摺は右の壁にありますが、柱もあり伝える感じじゃない。
若干、設置者のエゴでつけただけの手摺な印象を受けてしまいました。実用性がない。
結局ずっと手つなぎで母は移動。段差が大変でした。
露天風呂は新しそうで、手すりもしっかり。片足ずつ頑張ってあげて跨げれば何とか入れます。
奥には石造りのお風呂も。こちらの方が跨ぐ必要がなくて入りやすい。
が…この露天風呂2つの間にも段差…。手摺はありません。
役に立たない壁沿い手摺はありましたが…。私は使いませんでした。
物も椅子もおいてあったら伝えないじゃん…と思わなくもない。
今回、母は入りませんでしたが、「霧降の湯」は露天風呂のみご紹介。
脱衣所から引き戸をでると、壁伝いに手摺があります。
そのまま緩やかなスロープを上るとお風呂ゾーン。
スロープの横には階段もあります。
お風呂は似たような浴槽が3つ?くらい続きます。
真ん中がヒノキボール入り湯でした。
一番奥のお風呂は1人用の小さめ浴槽が3つあるタイプ。
手摺もちゃんとありましたが、夜はさすがに寒くて私もサッとしか入らなかったです。
「鶏頂の湯」より「霧降の湯」の方が入り口は狭いですが、全体的に一回り広め・大き目な感じです。
いずれも、大型ホテルならではな広さを誇っていますが、手つなぎ歩行がメインの母にはお風呂エリアの移動はかなり大変でした。
「非日常感、解放感がある」と言われれば聞こえは良いですが、「無駄に広くて何をするにも遠いな」が私の率直な感想。
余談ですが、こちらも大浴場のある地下2階のエレベータ前に3台の無料マッサージチェアがありました。
ただ、ホテルのキャパが那須より大きいのに同じ3台なので常に誰かが使用中。
今回、私は利用できませんでした。
脱衣所に給水機もありましたが、湯上りスペースの自動販売機に隠れるように無料の麦茶・レモン水の給茶機もありました。
以上がお風呂の紹介になります。
今回も全国旅行支援で20%OFF
一人あたま7200円+各2000円分の地域クーポン券付きでした。
スタッフさんの対応は良かったですが、なにしろ大きいがゆえに人も多くて、広くて移動が大変。
無料ラウンジ、チェックアウト時間も考えるとホテル自体は那須塩原かもしか荘さんの方が私は好みかな?と思う次第です。
ただ、鬼怒川温泉のホテルとしてはアクセス、設備、お値段的に満足のいくものだと思うので機会があればリピートはしたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次からは鬼怒川温泉の往復路で寄り道した場所について書いていきたいと思います。