気楽に介護旅行ブログ

介護が必要な母とした旅の体験談や関連情報です

湯檜曽温泉「ホテル湯の陣」への旅 お風呂編

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最後は大浴場についてです。

こちらの大浴場の営業時間は午後14時~24時。

朝は男女入れ替え制で午前5時~10時。

因みにチェックアウトは11時までです。

エレベータ降りて左手に見えてきます。

入り口に微妙な段差があり、車椅子はバックで入ります。

 

では、まずは向かって右側のお風呂から見ていきます。

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この入り口にも微妙な段差。車椅子はバックで入ります。

簡易じゃなく普通の車椅子なら登れるレベルだと思います。

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下足場もまずまず広め。車椅子はここで降りて、置いておける程度の広さはあります。

段差は1段高めなのがあるので、スリッパ棚を手摺替わりに上って入ります。

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脱衣所も割と広め。だたし椅子はないので、棚につかまって早着替えをします。

他は手つなぎで基本は移動。

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洗面所には椅子がありますが、やはり背もたれはない…。

ドライヤーは3台ありますが、混雑時は渋滞しそうな感じ。

我が家はもちろん今回もピークを外し、18時30分頃から1回目の入浴をしましたので、混雑には当たらず。

2回目はお腹もこなれた23時過ぎにうかがいました。

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ロビーにもありましたが、こちらにもちゃんとアメニティがおいてありました。

歯ブラシだけはロビーじゃないとない模様。

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給水機もあるのでお風呂上りにいただきました。

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ではいざ浴室へ。入り口には引き戸が2枚。若干の段差があるので慎重に伝い歩きで移動します。

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入り口を出るとまたしても微妙な段差。ここも柱を支えに跨ぎます。

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因みに介助用のシャワーチェアは完備。手すり無しですが、背もたれはあるタイプ。

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入り口は浴室の真ん中。

入ってすぐの真ん中からお湯が出てくる感じで左右に浴槽が2つに分かれています。

洗い場も左右分かれてあります。

浴槽の手すりはいずれも端に付いていました。

なので手摺すり無し空間の移動がかなり発生しました。

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向かって左側の浴槽端の手摺は良くある、跨いで1段あるタイプ。

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向かって右側は珍しく、3段に分かれていて歩けない人に優しい作り。

母も入りやすくて助かりました。

ただ、手すりが端なのでそこまで移動するのが大変。温泉成分で床がかなり滑ります。

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また、左側の手摺の横にはサウナ・露天風呂の出入り口があります。

今回、母は行きませんでした。入り口の段差は1段ですが、高め。

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外に出ると石畳状で足場はイマイチ。でも距離はないので、あったかい時期なら行っても良かったかも。

浴槽のところにもちゃんと手摺はありました。

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また、こちらのお風呂にはサウナがありましたが休止中。

サウナ好きの兄は朝風呂時だけでも入りたかったようで、残念がっていました。

 

 

次に朝に利用した反対側のお風呂も見ていきます。

因みに9時半ごろ利用させてもらいました。誰もおらず貸し切り。

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こちらも基本的な作りは似ていますが、一回りコンパクトな印象。入り口の段差も変わりません。

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脱衣所も一回り狭い感じ。移動する距離が短くなるのでこちらの方が好都合。

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洗面スペースはここともう一か所あります。ドライヤーはこちらは4台ありました。

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全体的にコンパクトで良いのですが、難所があります。

浴室に行くのにこの階段昇降が必要。手すりはありますが、地味につらい。

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浴室入り口にも引き戸が2枚。微妙に段差があるので慎重に移動。

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浴室に入ると右側に広々浴槽がドーンとあります。奥に小さめ浴槽も1つ。更に外に露天風呂がある感じです。

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逆に入って左側が洗い場。こちらは介助椅子が2つ完備されていました。

こっちのが狭いのになぜ?

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そして重要な浴槽手すりは浴室入り口入ってすぐ。

しかも両手手すり!!

なので洗い場も近いので夜入ったところより入りやすい。

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こちらも利用しませんでした、露天風呂。

石を跨いで入る感じなので母は無理かな…。出入り用の手摺はありますが…。

 

 

以上が「ホテル湯の陣」さんでした。

やはりちょっとお高くても大差ないのであれば私は大江戸温泉物語グループの方が好きかなぁと思いました。

しかし、お風呂や立地等考えると伊藤園ホテルズも全然ありです。

あとはアルコール飲む方にはたまらないようですし、男性陣はリピート希望していました…。

 

今回は全国旅行支援割でお一人6882円。地域クーポン2000円付です。

全然お安く、お値段以上のお宿ではあると思います。

ちょっと1日目は天気に恵まれませんでしたが、今回もメインの母が4人そろっての旅で楽しんでくれたので全然及第点な旅となりました。

 

次からは寄り道編を書いていきます。

 

 

 

 

 

湯檜曽温泉「ホテル湯の陣」への旅 お食事編

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次はお食事についてです。

今回宿泊した期間は「上州牛とやまと豚の料理フェア」でした。

ビーフシチュー、牛煮、ローストポーク、とんかつ がメイン!!

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時間は

夕が17時20分~18時30分、18時~19時10分、18時30分~19時40分、19時20分~20時30分の4部制。

朝が7時30分~8時30分、8時~9時、8時30分~9時30分の3部制。

 

我が家はすべて最終時間をチョイスしました。

 

余談ですが、こちらのお宿、お部屋に入れるのは15時~ですが、チェックインは13時からできる模様。知らなかったとは言え一番混む時間に来たことに後で気づきました。

ちなみにこのパネルはロビー入り口にあります。

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お食事会場は1階。2部屋に分かれており、バイキング台があるのは向かって左側の会場のみとなっています。

受付をしたら自由席。駐車場もそうでしたが、食事会場も車椅子優先席がないので、席取り合戦に参戦です。

タイミングとおじさんパワーで父が辛うじてバイキング台のある会場の席をゲットしたので、まぁまぁ悪くない位置取りでした。

広さもまずまずで車椅子でも回れるレベルです。

我が家は19時20分~20時30分の最終組を選んだので混雑していない方だったようなのでピーク時が恐ろしい…。

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バイキングの内容としては大江戸温泉物語より落ちる印象です。

時間も70分とやや短め。大江戸温泉物語は90分だったので比べるとアルコール飲めない組は残念になってしまう…。

天ぷらも海老はないし。お刺身にマグロもありません。

個人的にソフトクリームがないのが残念過ぎる…。

フェアの牛煮は美味しかったので、ごはんに乗せて牛丼にして食べました。

 

朝食も同様の印象でした。

 

ただ、男性陣はお酒飲み放題でテンションが上がっておりました。

2人とも1杯目に生ビール。

兄はその後は刺身等をつまみにレモンサワーとハイボールを行ったり来たり。

父はビーフシチューをつまみに地酒2銘柄をチビチビしておりました。

大江戸温泉物語も無料ラウンジでアルコールは飲めますが、やっぱり食事時に摂りたいと…。酒飲みの気持ちは下戸の私にはわかりかねます。

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母はいつも通り好きなものを食べれて幸せそうなので、私も嬉しい限りです。

母は記憶障害もあるので、この前行った大江戸温泉物語の旅の食事などは全く覚えていないので、比較もせず、毎回純粋に生まれて初めてのようにバイキングを楽しんでいます。

「旅行に行って楽しかった」の印象だけは覚えていてくれているので良いのですが…。

 

しかし、70分はあっと言う間。

短時間でアルコール摂取をした男性陣は部屋に戻ると布団に一直線。早々に就寝してしまいました。

 

次はお風呂について書いていきます。

湯檜曽温泉「ホテル湯の陣」への旅 設備・お部屋編

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3月26日~1泊で群馬県湯檜曽温泉にある伊藤園ホテルズのお宿、「ホテル湯の陣」さんを訪れました。

伊藤園ホテルズさんのお宿は久しぶりになります。

母がもう少し動けた頃は頻繁に利用させてもらっていましたが、伊藤園ホテルズさんのお宿は前身のホテルのお部屋をそのまま再利用するパターンが多く、そもそも和室多め、和洋室はあっても段差が多くて今の母を連れていくのは躊躇するような作りのところが多くて避けていました。

しかし、今回は父の希望もあり、数年前に利用したことがあり、かつ伊藤園ホテルズの中では車椅子でも利用しやすそうな「ホテル湯の陣」さんを選ばせていただきました。

 

こちらのホテル、場所は群馬県水上温泉から更に奥、谷川岳ロープウェイ乗り場に行く途中にあります。秘湯?の部類に入りそうな温泉です。私も行くまで名前も知らない温泉でした。

なので湯檜曽温泉自体のお宿はここの他に数件の個人旅館がある程度の温泉地になります。

湯檜曽駅から一応シャトルバスがあるようですが、ほぼ自家用車のお客さん。なので、駐車場は15時到着時にはかなりいっぱいでした。

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正面玄関向かって左側に車椅子用スロープがあります。

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ただし見た目以上に急なスロープ。切り返しも必要なので2人がかりで引き上げました。

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ロビーは広々です。車椅子も4台ほど貸し出し用がありましたが、すべてタイヤの空気圧がイマイチ。今回もわざわざ借りず自前の車椅子を使用しました。

 

また、15時にホテルに到着しましたが、前払い制の為か受付にかかる時間が長く、チェックインには長蛇の列。結局40分くらいロビーで待たされてしまいました。

ちょうど行ったのも春休み中だったので子供ずれ家族も多く、混んでる時期だったので仕方ない感じではありましたが…。

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こちらもロビーに浴衣・アメニティがあるので自分で持っていくタイプ。

アメニティは大浴場にもおいてあったので勇んでもっていかなくても大丈夫だったなぁとやや反省。

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今回はC棟3階のお部屋に宿泊。

予約時のエレベータ近くの希望は通して貰えました。ありがたい。

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館内にエレベータは2か所に2基ずつあります。

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エレベータは9人乗りなのでさほど大きくはありませんが、段差もなく、車椅子の前面乗車もできます。

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廊下は広々とまではいきませんが、今回はエレベータ前なのでほぼ関係なく過ごしました。

 

次にお部屋です。今回も和洋室のお部屋を選びました。

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入り口は開き戸。ストッパーがかかるタイプではないので扉を抑えながら入ります。

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和室部分の小上がりにはすでに布団が敷いた状態でスタンバイ。

座卓にはお茶菓子のセットがありました。大江戸温泉物語にはなかったのでちょっと新鮮。

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洋室部分はベッド2台のツイン仕様です。

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入り口から車椅子で続けて入れる、メイン洋室に和室の小上がりがついたタイプの和洋室。

車椅子利用はメイン和室の和洋室より圧倒的にこちらの方か楽なのでありがたい。

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一応ミニ冷蔵庫、電子ケトルがあり。氷はフロントに行けばもらえるようです。

微妙に残念なのが電源が少なく、冷蔵庫横の電源から延長電源タップで電気製品は仕様する形。

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トイレは部屋中央にあり、ベッドからも割と近く、フラットで行ける。かつ引き戸で嬉しい作り。

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手摺はないですが、引き戸の壁とトイレットペーパーホルダーがあるので立ち上がりにはそこまで苦労しなかったです。

 

ただ、今回の旅も母が夜間1時間に1~2回はトイレに行くという頻尿と不眠で介助する私は付き添って疲れはててしまいました。

家では夜間トイレに行っても2・3回なのに…なんでよ。

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洗面所も割と新しめ。残念なのが、こちらのお宿は各部屋にドライヤーがない。

フロントで借りるか、大浴場で使ってくるしかありません。

 

 

他、今回は喫煙者の兄も同行したので喫煙所をチェック。

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喫煙所は地下1階に広めのスペースがあります。

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2階、4階のエレベータ横にも小さめスペースがあります。

今回は3階宿泊だったので兄はせっせとこちらに通っていた模様。

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また、湯上りスペースにマッサージチェアを発見しました。

f:id:kaitabi-kinako:20230330000512j:imageこちらは10分200円。

大江戸温泉物語のお宿が無料で利用できたので父は残念がってましたが、有料な分混んでいないので私はこの方が利用しやすいと思いました。

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼怒川旅行 寄り道編 日光おかき工房・羽生PA

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東武ワールドスクウェアを出発し、そのまま帰路につこうとも思いましたが、「地域クーポン券があと900円分も残ってる!!」

さすがに使わずに帰るというのは、みみっちい我が家的にはありえないので、どこか寄れるところはないか探してみると、良さそうところを発見。

それが今回の「日光おかき工房」さんでした。

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こちらは丸彦製菓さんの工場兼直売所になっているようでしたが、さすがにご時世的に工場見学は中止していました。

駐車場も広く、優先スペースあり。スロープ完備で、普段は観光バス等の団体客も入れている施設のようです。

今回は利用しませんでしたが、トイレもちゃんと多目的トイレがありました。

中は流石に人も多くて撮影できませんでしたが、贈答用からスーパー等で見かけるような商品、お土産用までありました。

出来立てのおかきをいただけるコーナーもあり、地元の方と思われる方も見かけます。

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我が家はお買い得な壊れ煎餅コーナーに一直線。

他にも思わず目を引いたおいしそうな物を選んで購入。

こわれ煎餅たちは2袋で550円。贈答用のお米の味がしっかりしたおいしい煎餅がこの量、このお値段はお得。見た目がちょっと悪いくらいで味は全然上等品です。

地域クーポン券900円分を使い、オーバー分は現金支払いができました。

良いお土産になりました。

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直売所横には無料の休憩スペースがあり、こちらで無料の煎茶、麦茶、カフェオレ、コーヒーがいただけます。

また、この日は新商品のアンケートを行っていて、簡単なアンケートに答えたら新商品を1枚いただけました。

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また、お煎餅を購入した際に人数分の試食セットもいただきました。

どれもおいしい…。

急遽立ち寄った施設でしたが、思っていたよりずっと良いところでした。

また、鬼怒川方面に来る際には寄りたいと思います。

今回下調べもせずに行ったので購入しませんでしたが、揚げたておかき、こめジャガというのがおススメらしかったので、どちらか購入してみたいしだいです。

 

 

 

 

 

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一路東京に向かって車を走らせます。

最後に寄ったのは羽生PAです。

PAですが、江戸の町をイメージしたコンセプトPAでちょっと変わっています。

もちろん多目的トイレもあるので安心。

f:id:kaitabi-kinako:20230325233115j:image中の店舗も散策していると、こんなところに船橋屋さんを発見。亀戸の銘菓さんですが、何年もいただいていないので思わず購入。

パッケージも鬼平江戸処バージョン。

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あまり日持ちもしないし味も落ちちゃうので、自宅に帰りさっそくいただきました。

やっぱり、おいしい。

昔は家族で亀戸天神に行くと買ってくる定番土産でしたので、母も懐かしくがりながら喜んでいただいてました。

 

 

今回の鬼怒川温泉旅も大満足な旅になりました。

 

 

両親がまだ行ける、行きたいと思ってくれるうちは私も頑張って一緒に旅に行きたいと思います。

亡くなった祖父母達は、今の母よりずっと元気なうちから「自信がない」「迷惑になる」と旅行をしなくなっていたように思います。

本人が「行きたい」と思ううちは可能な範囲で色々なところに一緒に行ってあげたいものです。

鬼怒川旅行 寄り道編 東武ワールドスクウェア

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2日目は10時にチェックアウト後、鬼怒川温泉を出て東武ワールドスクウェアへ。

ここは今回の鬼怒川旅行のメインの観光地です。

ジオラマ好きな父が主に好み、私も鬼怒川温泉に泊まりに来ると大体寄りたくなるスポット。

まずまず有名な施設でバリアフリーにもちゃんと対応しているありがたい施設です。

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駐車場は普通車一日500円の駐車料金が取られますが、優先スペースあり。

駐車場から入り口まで車椅子用のスロープがあります。

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貸し出し用の車椅子、シルバーカーも充実。

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園内には多目的トイレも多数ちゃんとあります。

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基本は屋外施設なので天気の悪い日はなかなか車椅子では厳しいですが、今回は暑いくらいの晴れ日。

花粉症の私は薬を飲んでも、くしゃみ・鼻水が止まらない状態になるような陽気でした。

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屋外施設ですが全面舗装はされているので車椅子でも楽々。段差も皆無です。

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天気も良いし気分も良いので、母は途中から車椅子を押して歩いて回りました。

朝、バイキングで食べた分のカロリーを消費します。

上着も脱ぎましたが、汗ばむ陽気でした。

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途中にちょくちょくベンチが設置されており、遠くからジオラマを眺めながら座って休憩もできます。

かなり時間はかかりましたが、園内2/3程度は母も自力で歩いて回りました。

結局3時間くらいかかった気がします。母も頑張りました。

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ヨーロッパゾーンで、母は父と行った新婚旅行を急に思い出したのか、しきりに「行った!」と興奮気味。

失語でほぼ何を言っているのかはわかりませんでしたが、私に一生懸命説明しようとしていました。

普段ボケボケな生活なので、いい刺激になったようです。

母の脳がこの時ばかりは活性化してそうでした。

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園内のジオラマ内の植物はほぼ盆栽でできていて、かなりの技術、手間を感じさせます。

今回行った3月は、ちょうど梅の木が花をつけていました。

ジオラマなのに手が込んでて凄い…こういうところも好きな施設です。

 

 

とは言っても観光施設としては結構お値段は高いほう。

一般大人は2800円

この施設の嬉しいところは、障害者は付き添い含めて1400円に割引きがあるところ。両親2人で2800円になります。

私は会社の福利厚生のベネフィット・ワンの割引クーポン500円を使用。

3人で合計5100円(1400円×2、2300円×1)でした。

もちろん地域クーポン券が使えるのでそちらで清算

ありがたい限りです。

 

 

 

 

次はこの旅の記録最後になります。

「日光おかき」と「羽生PA」について書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼怒川旅行 寄り道編 日光 花いちもんめ

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続きまして第2の目的地「日光 花いちもんめ」さんです。

 

鬼怒川温泉からもほど近く、ホテルまでも車で15分ほどで着きました。

開園時間は9時~16時30分。

訪れたのが平日の15時30分ごろでしたので、お客さんもまばら。

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駐車場、敷地内には動物の形にカットされた植木が。

なんとも愛らしい。手間かけてるなぁ。

駐車場も広めですが、下はコンクリートじゃなく土なので車椅子で走りにくい。

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事前の調べで車椅子でも楽しめるのは知っていましたが、実際に車椅子、シルバーカーの貸し出しもありました。

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多目的トイレも完備。この規模の私設観光地ではめずらしい。

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「日光 花いちもんめ」さんはメインの温室ベコニア園、8月~11月限定ダリア園、12月~6月限定いちご狩りが楽しめます。

ただし、車椅子で行けるのはベコニア園のみ。

ダリア園は屋外の花畑で足場が悪そうでしたし、いちご狩りはメインのベコニア園の道路を挟んだ反対側の畑?のようでした。

3月なので時期的にも他の観光客の方はベコニア園+いちご狩りのセットプランを楽しんでいる方が多かったように見受けられます。

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そんなこんなで我が家はベコニア園のみ利用。

お値段は大人1000円、70歳以上850円。

障害者割はないですが、JAFカード提示で大人も100円引きでした。f:id:kaitabi-kinako:20230323001015j:image

館内はA棟、B棟に分かれており、いずれも車椅子で行けます。

入り口部分、各棟の継ぎ目っぽいところが通りにくかったですが、基本はフラットで車椅子でも問題なし。

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A棟はベコニアのみで、かなり圧巻。初めて見ましたが私も母も感動しました。

父はさして花には興味はないよう…。まぁ初めから私達に付き合ってるだけの様子でしたが…。

ベコニアは温度を保てば、一年中花を咲かせているそうです。

ただ、今年の電気代高騰でこの温室管理はかなり大変だろうと思います。

それで入園料1000円は頑張っていらっしゃる。

是非とも続けていただきたいけど、人がまばらで不安になりました。f:id:kaitabi-kinako:20230323001158j:imagef:id:kaitabi-kinako:20230323001211j:imagef:id:kaitabi-kinako:20230323001224j:imagef:id:kaitabi-kinako:20230323001227j:image

B棟はベコニア以外のお花や小動物とのふれあいコーナーがあります。

エサも上げられたりで子供は喜びそう。f:id:kaitabi-kinako:20230323001138j:image

母は元気だった頃、プランターでちょっとしたガーデニングをする程度には花が好きな人だったので、楽しんでもらえたようでした。

鬼怒川温泉からも近いし、なかなか良いところだったと思います。

良い旅の思い出が一つできました。

 

 

次は2日目に寄った「東武ワールドスクウェア」について書いていきます。







 

 



鬼怒川旅行 寄り道編 大谷PA・湧水の郷しおや

前回まではホテルについて書いてきましたが、今回からは寄り道したスポットについて書いていこうと思います。

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我が家の出発は大体遅め。

東京を11時頃に出発して、お昼は「14時に旅先で食べる」を目標に車を走らせていきます。

東北道の休憩は大体、佐野SAが多いのですが、先日の那須塩原旅行で利用したので、今回はもうちょっと下って大谷PAで一休憩しました。

PAなのでさほど大きくはないですが、大谷石で有名な場所なので建物のあちこちに大谷石が使われています。

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せっかくなので、大谷石のコースター400円を母のために購入。

現在愛用品となっております。

この写真の観音様も有名で、お寺には他にも洞窟の岩を削って作った感じの仏像もあって神聖な感じでなかなか感動した覚えがあります。

あの頃の母はまだ元気でしたので、ちょっと懐かしくなりました。

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フードコートも狭めですが、佐野ラーメンが780円で、佐野SAより安い。

一番人気はもつ煮定食930円のようでしたが…。

いもフライも300円で売っててちょっと悩みましたが、ランチは決まっているので、トイレ休憩だけして出発。

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PAでもしっかり多目的トイレはあります。

 

 

 

 

続きましては本日の目的地その1。

道の駅「湧水の郷 しおや」へ到着。

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せっかくの旅行なので母達も普段行かない外食で、車椅子でも不自由しないところと思い探したところ、こちらのお蕎麦が評判ということで訪れました。

鬼怒川へのアクセス的に「日光街道ニコニコ本陣」さんも候補には上げましたが、蕎麦のクオリティをメインの考え、こちらを選びました。

道の駅は障害者に優しい反面、観光地感が強くて味が落ちるイメージだったのでそこまで期待せず行ったのですが、結果的には大正解でした。

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「湧水の郷しおや」の中にある「農村レストラン そば処 かみざくら」さん

14時頃の入店でしたが、他にお客さんは2名。いずれも仕事関係か、地元の方っぽい感じでした。

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ちゃんと店内で蕎麦を粉からひいて作って打ってる模様。

食券を購入して、いざ入店。

優しい感じの店員のおばさまがテーブルの椅子をどかしてくれて車椅子でもそのまま入店できました。

また、蕎麦茶、尚仁沢の湧水がセルフで飲めます。蕎麦茶がおいしい。

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我が家は全員、天盛りそば1000円を注文。

天ぷらはナス、サツマイモ、玉ねぎ+ネギ+ニンジン+サクラエビのかきあげ。揚げたてで油も良いのかカラっとしつこくなく、こちらも絶品。中の野菜が甘い。

蕎麦は見た目よりずっしりボリューミー。

つなぎの量も最低限なのか、硬さじゃない、確かなコシ。うっすら甘皮も見えて蕎麦の風味も感じます。ツルっといただけるおいしいお蕎麦です。

蕎麦つゆの甘辛加減もちょうど良く、蕎麦湯も出してくれるので最後までおいしくいただけます。

1000円は超お得!良心的なお店です。

東京で食べたら2000~3000円のクオリティだと思いました。

地元の人も来るわけだ…。

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母はあまりのおいしさに半泣き。

今回の旅行のすべてをもっていかれた蕎麦でした。

家に帰ってから今回の旅行のことを話しても「(蕎麦)おいしかった」が一番初めに出てくる言葉。

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今度来るときは「鴨せいろ」も良いなと思いました。

蕎麦の季節に来たらもっとおいしいのかな?

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農産物直売所ものぞきました。

蕎麦屋さんの隣には軽食販売もあり、こちらの湧水を使ったかき氷も有名らしいのですが、お腹もいっぱいでしたし、まだかき氷を食べる気分になる季節じゃありませんでした。

またの機会に。

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目的もないのに買ってしまう直売所。

シイタケは家に帰ってから、バター醬油でいただきましたが、肉厚でジューシー。

いい買い物をしました。

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あとお土産に自動販売機で尚仁沢のお水も購入。

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比較的新しい道の駅だったので、多目的トイレもきれい。

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オストメイトも完備。

 

 

 

場所柄的に観光地からの通り道にはなりにくく、わざわざ足を延ばさないといけない立地ですが、個人的にはその価値はあるなと思います。

この立地故、地元のお客さんに愛されている感じですし、観光客もそんなに多くなくて居心地の良い道の駅でした。

日光・鬼怒川方面に行く際はまた寄ろうと思います。

 

次は第2の目的地

「日光 花いちもんめ」さんについて書いていきたいと思います。